土日は東京にてレッスン。ご利用&お越しの皆様有難うございました。久しぶりにお越しの方もおられ嬉しく思いました^^。ヴァイオリンへの意欲や向上心を持ち続けて頂けたと分かるのは教える側としてはとても嬉しい事なのです。
ブルッフ「スコットランド幻想曲」。有名な曲ではないがハイフェッツの演奏が素晴らし過ぎてシビれた憧れの曲のひとつ。この曲ハイフェッツの音の美しさと表情の豊かさが最大限に分かる。他の演奏家だと(パールマンですらも)凡庸になってしまう曲でもあるが・・・。
自分としては思い入れのある曲でかつて取り組んだ事もあるが、レッスンでご要望があるわけでもなし、お勧めする曲でもなし、人前で弾く機会もないだろう曲。自分の趣味としての曲なので日々の仕事に埋もれてそのままになっていた。
この日記に2012年に取り組んだ記録があった。特に4楽章のフィナーレが難しいと感じて譜読みをしたものの「弾けない!」で終わってしまって12年。
思い立ってレッスンの空き時間でフィナーレを改めて弾いてみたら以前よりも弾ける。当時思っていたほどは難しくなく、技巧のパターンが把握できるようになっていた。12年経って自分も成長できていたんだなと思えて嬉しく^^。

4楽章フィナーレの一部です
今見るとそれほどでもないのですが重音の苦手意識が強かった
2015年にクラシックギターを始めてから重音の苦手意識が薄らぎ
ギターは6重音が当たり前なので4重音は見やすくなり