鳴るヴァイオリンにするために

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。とても寒くなりました。どうぞ皆様お風邪など召されませぬようご自愛ください。

今日の富士山は完璧でした。冬です。

運用方法を変えたXで早速大きめの反応を頂いた。楽器をローンで買うことについての私見を書かせて頂いた。よくリスクとして意識されがちな天災や事故も今年の初めから考えさせられた。ただ地震や航空事故など突発的な事より、増税、仕事のあり方等、世の中の変化の方がリスクと思う。そこをお伝えしたいと思う。

2月中旬に予定しているホールでの録画・録音に使うヴァイオリンとして手持ちの新作楽器を検討している。オールドより新作の方が確実かつ適切に弾ける。マイクの位置やミキシング具合にも影響を受けにくい。オールドはライブでは良いけれど、様々な点でデリケートだ。

で、土曜日はレッスンに余裕があったので、手持ちの新作ヴァイオリンを「鳴るヴァイオリン」にするために整備を始めた。とりあえず軽く弾き込み。

現状低音が薄いので低音側を中心とした弾き込み。5度下げてヴィオラ弓でヴィオラ曲を、415Hzのバロックピッチや半音上げたチューニングでも。弓も強力な弓からそれほどでも無い弓も使って。この程度の事でも少なからずレンジが広がって豊かな音になりました^^。面白いものです。普段の使っていない音を出す事で振動特性の変化が期待できる。

歴史の中でオールドヴァイオリンはとんでもない弾き方も含めていろんな事をされたのだろうなあ。それがあってのあの音でもあるのです。