とある方の自動車ブログで興味深い話。この方はランボルギーニにお乗りだ。
・失敗は全て周りのせいにして何年何十年経っても何一つ変わらない人達
その結果、ボロボロの低価格車に乗っている人
→「フェラーリはいらない」
・日々努力して考えて、新しい事を自分の中に取り組んでいる人達
その結果フェラーリに相当する車に乗れる人達
→「フェラーリは自分には買えない」
と言うと。ヴァイオリンの場合でも通用する興味深い話だ。
ハナから「ストラディヴァリをいらない」と言う人と「ストラディヴァリは今の自分には買えない」と言う人。もちろん楽器だけでなく、「メンデルスゾーンは弾かない」と「メンデルスゾーンは今の自分には弾けない」といった命題と同じだ。前者は上達できない人で後者は上達できる人。
根本的な気持ちの持ちようだろう。拒否する人と受け入れる人との違いだ。
自分自身は後者でありたいし、痛々しい勘違いかもしれないけれども自分にできると思い込んで行動した事で現在の自分がある。可能な限り拒否はせず実践して物や経験を集めてきた(もちろんその分しんどいことも。「まるごとヴァイオリンの本」は書くのが本当にしんどかった^^;)。だから他人でも実践を続ける人は好きだ。レッスンにお越しの方でそう言う方は必ず成長させることができる(年齢とは関係ない)。
逆に拒絶の繰り返しで生きている人は周りからも拒絶されてしまうかな・・・。そう言う人はあまり付き合いたく無いし、自分はそうはありたくないかな・・・。そしてヴァイオリンのX(Twitter)ではそう言う人が目立つかな。そこが上達・下達の分かれ道かな。