元旦から大事件の連続(海外でも大事件が)。大事件時におなじみの「悲劇の印象操作」や「悪者探し」で溜飲を下げさせる報道姿勢には違和感がありますが、2024年は来し方行く末や哲学を考える機会になるかもしれません。
音楽ですとバッハがその代表例と言えます。聴くたびに弾くたびに景色が変わって無限にある別側面が見える表情の変化や永遠の時間を感じさせる終わりのない音楽です。
ヴァイオリンの曲ですと、
・ヴァイオリン協奏曲1番と2番
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ
・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
が有名と言えます。
また各ヴァイオリン教本に含まれる、「メヌエット」や「ブーレ」も先入観を排して聴けば無限の景色の見える終わりのない曲です。
哲学的な曲としてお勧めしたいのはバッハの遺作と言える「フーガの技法」です。楽器の指定はありませんがオルガン版を好んでいます(ヘルムート・ヴァルヒャの演奏が好み)。最後に途切れてしまう終末からは多くの事を考えさせられます。