負の連鎖→温泉に行ったらアイディアが出た

火曜日夕方は東京にてレッスン。ご利用&お越しの皆様有難うございました。

心身の状態が悪いループに入ってしまった。ピロリの呪いが復活したり言葉が出なくなったりいろいろダメな感じでマイナス思考にも。電車で出かけるのも必要最小限、車を乗る意欲も出ずのデフレスパイラル。仕事以外は寝てばかり・・・。

そこで負の連鎖を断ち切るべく一念発起して1ヶ月ぶりの百観音温泉(車で出かけるのも結構しんどい)。

久喜市の鷲宮神社のイチョウも美しかったです

温泉で何もしない時間を作ったらアイディアが湧く程にが意欲は出た。X(旧ツイッター)の使い方や、先日のプジョーをヒントにしたフランス音楽についてなど。

イーロン・マスク氏の反イスラエル発言。以前からXから離れる方針だが加速すべきと考えた。揺らぐ足場に身を置くこともない。Xの使い方は「よく聞かれる質問」の簡潔な答えとその意味の一行コメントの形で記す方針にした。

ヴァイオリンはどんな木でできているのですか?この質問が来ると「またかよ」と内心思う。賢そうでありながら質問者は知りたいとも思っていない形だけの質問。そういう質問に答える形でXを運用したいと思う。興味のない方はふーん、興味のある方にはそういうことか!と思ってもらえると思う。

スプルースのトップ、メイプルのサイドバック。この意味することは?スプルースは柔らかく、メイプルは堅いところに意味がある。スプルースとメイプル?ふーん?そーなんだーで終わるのではなく、材料の柔軟性の違いで強力な音を出せると分かってもらえると嬉しいもの。演奏上も楽器の柔軟性・弾力性の意識は重要だ。

プジョーで聴いたティボーの演奏の空気感は自分には衝撃だった。ヴィルトゥオーゾ曲もとても軽やかに聴こえた。そこでサラサーテの弓の持ち方でヴォアランの弓(サラサーテはヴォアランを使っていた)でフランス音楽を軽やかに弾いてみたらどうだろう。

自分としては面白い結果になった。レッスンでお話することは無いだろうけれど、その空気感は出るかもしれない。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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