弾きやすい曲・弾きにくい曲があります。人前で弾いたり発表会で弾く場合は、あえて弾きにくい曲を選ぶよりは弾きやすい曲を弾いた方が無難ではあります。弾きにくい曲は失敗をする可能性が跳ね上がります。
弾きやすい曲としてはヴァイオリン教本に採用されている曲が挙げられます。一見複雑そうでも難易度が低く弾きやすい曲が選ばれています。例えば新しいバイオリン教本6巻に採用されているツィゴイネルワイゼンはイメージほどは難易度は高くありません。
逆にヴァイオリンに疎い作曲家の曲はとても弾きにくくなります。相当な挑戦のつもりでなければ、ベートーヴェンのロマンスやスプリングソナタは人前では弾かない方が無難です。
弾きやすい・弾きにくいによらず「この曲を弾きたい!」という気持ちは尊重したいので、昔の先生のように無下に「無理!」と却下はしませんが・・・。