ヴァイオリンでもよく言われることですが(古いカール・フレッシュの本にも書いてあることです)、「こうすれば良いのでは!」という思いつきの大半は使えません。
思いつきは奇抜な方法に走りがちです。けれども演奏で必要なのは大半がニュートラル・中庸です(だから音楽教育が成り立ちます。奇抜なことは教育にはなり得ません。極端なことを言う先生は演奏家であっても教育者ではありません)。多過ぎず少な過ぎずのルール通りであること。
ニュートラルを知らなければレッスンで教えてもらうしかありませんが、迷ったらニュートラルに戻そうとすること。問題解決の手順としてはその方が望ましいと思います。