キュビズム展に観に行ってきました

火曜〜木曜はレッスン。ご利用&お越しの皆様有難うございました。五十肩は市販薬を塗りつつ用心しながら弾ける方法を模索して、逆に良い結果が得られるようになってきた気がします。リュポの弓で、持ち方を工夫してみたらこれまで出なかった美音が出るようになり嬉しい^^。

国立西洋美術館で開催中のキュビズム展を観に行ってました!ピカソとブラックだけでもかなりの数があり、セザンヌやシャガール、モディリアーニ、レジェ、ル・コルビュジエといった名だたる作家の作品が大量に見られた。

それだけでなくヴァイオリンやギターを題材とした絵が多くあったことも大収穫だった。ヴァイオリンが西洋の人にとってとても身近でしかも象徴的な存在であると。日本でのヴァイオリンの扱いと全然違うものなんだなとも。

キュビズムの絵画。遠くから見ることで実体感が浮かび上がるものや音楽的に感じるものなど興味深く観た。ただこういう絵画は見る人の好みに左右されると思うし、意味が分からんという気持ちもわかる。

自分は意味を見出そうとするよりも感じようとする見方をしているが、自分にとってはとても面白く、発見もあり。抽象的なものに興味ある方にはこの展覧会とてもお勧めです。

常設展も訪れたら最近購入した作品や新たに展示されるようになった作品も多く新鮮だった。さすがに歩き疲れたが・・・。コロナ前はしばしば国立西洋美術館にも行っていたな。久しぶりに日本最高レベルのコレクションが見れて嬉しく。

ピカソ「ヴァイオリン」
自分にはスクロールと弦以外ヴァイオリンの存在が見えませんでしたが
ただ音の印象を表しているのだろうかなとは感じました
ピカソに限らずヴァイオリンを題材にした絵画が多く展示されていました

今回の一番のヒット。ピカソ「女性の胸像」
これが強力な存在感で遠くで見てもこの表情がリアリティを持って浮かび上がり

かなり多くの絵画が撮影可能になっていて、少なからず撮ったものの2枚だけにします。やはりこういうのは自分でご覧になって感じ取って頂くのが良いかと思いますので・・・。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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