30余年を経ても福島は肌に合う素敵な土地でした

土日は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。最近ガット弦になさった方がおふたかたいらっしゃり、ガット弦の鳴らし方についてもお話しさせて頂きました。ガット弦はうまく鳴らせられると実に良い音がして私としても嬉しく思います。ヴァイオリンってこういう音なんだよなあ。

というわけで私の側が感化され&うらやましく思いGDをガット弦に。
しばらくしたらドミナントに戻すかもしれませんが。

月曜日は早朝から福島に行ってきました。目的は浄土平を見ること。磐梯吾妻スカイラインが15日から冬季閉鎖になってしまうのでギリギリのこの機会にとやや強行軍。4Cで東北道を片道300kmほど走り、途中霧になったりしながら磐梯吾妻スカイラインを上る。

駐車場に到着。ここが凄まじい強風で寒いの何の。
10度弱くらいでしたが身を切るような風の冷たさで。
この感じ2020年3月に東北の海沿いに行った時の陸前高田市の寒さに似ていた。

吾妻小富士に登って火口も見たかったあまりにも強い風に断念。
ちょっと登っただけでも吹き飛ばされそうで。

浄土平。こんな荒涼とした景色。確かになかなか見られない景色。

こんな景色も。不動沢橋。これもなかなか見られない絶景。

美しい紅葉も何とか間に合い。文字通り錦の色合い。

何より温泉が良かった。硫黄臭のする温泉らしい温泉。
古来湯治に用いられた温泉だそうで、確かに効用があるかもしれない。
五十肩やいろんなところの痛みの軽減を期待できるかも。

食べかけですが道の駅でのおこわのおにぎりも美味しく

きのこ汁も美味しく。
土地の食べ物が口に合うのは嬉しいことです。

30余年前、高校生の時の修学旅行が会津で子供心にこの土地を気に入った。その印象は今回も変わらず景色も味も空気も肌に合う土地だなと。多少無理して出かけて良かった。自分にとって本当に良い土地でした。

高湯温泉の入り口の説明。会津の人のまっすぐな感じ好きです。
高校生まで習っていたヴァイオリンの先生は会津出身でした。
まっすぐな人で、だから自分も空気が合うのかもしれない。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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