音程はすぐ治せる場合とそうで無い場合があります。
すぐ治せる:肘の位置や押さえ方、フィンガリングなどに無理がある場合
→このケースは多いものですが自分では気づきにくいかもしれません。筋が張らないような位置関係にしたり、無理矢理なフィンガリングを平易なフィンガリングに変えることで、分かりやすくすっきり解決します。ただその場は治っても、またすぐに戻るケースは多いです(メカニズムの説明をしても理解していないケース)。
すぐ治せない:音感、聴き方の問題
→いわゆるソルフェージュの問題です。「ドミソ」などの関係性の認識もあるのですが、弾くのに夢中になってしまって自分の音を聴いていないケースは多いです。大人から始める方は多くこの問題が生じます。夢中にならない程度の技術の余裕が必要で、カイザーやクロイツェルなど曲みたいな課題をこなした上でカールフレッシュで音程を整えます。