できる時に行動をなさった方が

X(旧ツイッター)での毎日のお話をこちらに移してくることにしました。

ヴァイオリンに限った事ではないのですが、望むのならできる時に行動をした方が良いかと思います。年長者の誰もが言うことですが確かにその通りと思います。

できない理由を考えるのは現状のぬるい居心地を変えたくない自分を可愛がっているだけのこと、また今度と言い訳しても今度が来るとは限らない。そう考えて会社員をやっていた20年前に猛烈にヴァイオリンを練習して、19年前に一念発起して10年間大先生に習って、18年前からコロナ前まで取り憑かれたようにヴァイオリンやギターを買い続けて、15年前にクレモナに10年前にニューヨークにヴァイオリンの大規模展示会を見に行ってとして来ました。

時間も財力も限られていたけれども、できる時にできると思い込んで行動してよかった。多くの方と同じく私も年取った実家の親の問題に直面したし、先生も9年前に亡くなった、特にギターは当時の倍の値段になってしまった、為替相場は大幅に円安に。今は望んでもできないかもしれない。

「残りの人生の中で今が一番若いですよ!」としたり顔で言われるような販売コピーは好まないけれども、かなり昔から言われる通り諸行無常・万物流転と確かに思います。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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