X(旧ツイッター)での毎日のお話をこちらに移してくることにしました。
コーヒーを飲んで目を覚ましてという方、あるいは人前で弾く時の緊張を和らげるためにお酒に頼る方もいるでしょう。ジャズやロックの著名人には薬物依存も少なくありません。
アルコール中毒だったのは往年の名ヴァイオリニストのヘンリク・シェリングが有名ですし、声楽や管楽器の人は本番前に一杯ひっかけてはしばしば聞くお話です。
緊張でボロボロの演奏になるよりはマシかもしれませんが、これらは結局薬物で演奏の質を悪化させるものに過ぎません。自分はお酒はほとんど飲めないものの、薬物で演奏が良くなることはないと言えます。
私事ですが人前での演奏前1週間はコーヒーを含め控えるのですが、先日の演奏の機会にその後もコーヒーをほとんど飲まないようにしてみました。
それだけのことでヴァイオリンが上手くなることが自分でも分かります。いろんな動作が正確になります。ただ何も面白くも楽しくもなく全てが覚めています。そしていろんな事が神経質に気になり我慢をする事が多くなります。人生としては楽しくないかもしれませんね。

コーヒーとケーキ。楽しい人生には必須のアイテムかもしれません。
ただヴァイオリンを上手く弾ける事と楽しさは相反するかもですね・・・。
正確に音符を音にするマシンが上手い演奏なのもある意味真実です。