弦の交換実習&オールドヴィオラの弾き込み

土日は東京にてレッスン。日曜は盛況でした^^。今回遠方からお越しの方もおられました(遠い所から有難うございます)&初めてお越しの方もおられ私の側も緊張しました^^;お越し頂いた皆様有難うございました。

たまたまタイミングが重なって今回おふた方に「弦の交換実習」を行なった。

ヴァイオリンの弦の交換はプレイヤーが自分で行うもの。一度ご自分でやれば要領は掴めるし弦が切れた時も自分で交換できる。ただちょっとしたノウハウが必要な場合もあって、そのちょっとしたことで引っかかると先に進めなくなってしまう。そこで「交換実習」の形を取り、お持ちの楽器個別の問題をクリアできるようにとしている。

今回弦の種類を変えたらペグの穴に通らなくなったケースがあった。こう言う場面に出くわすと作業が止まってしまう事もあるだろうと思う。また弦の種類を変えると弾き方が少なからず変わるケースもある。こういった問題に対する助言もレッスンの内容として必要な時に行なっている。

お話は変わる。

この2週間ほどオールドヴィオラの弾き込みを行なっていた。ヴィオラはレッスンで使う頻度はヴァイオリンほど高くはないし、ヴィオラは持ち運ばず愛知にはもう一挺置いてあるのでより一層使用頻度は下がる。

自分の演奏の練習にかかりっきりだったためしばらく弾けていなかったが、弦をオイドクサに変えたことだし改めて弾き込みをする。カールフレッシュのスケールを使って各弦・各ポジションでボウイングも変えながら弾く。差音の出る重音も多めに弾く。バッハの無伴奏チェロ組曲も毎日弾く。

ちょっとした加減で古道具の匂いが出る。クサい。

こんなことを毎日繰り返すと明らかに音量が増え、発音もしやすくなってくる。匂いはだんだん出なくなってくる。良いヴィオラだねえ!になってくる。

こんな作業は嬉しい^^←我ながら楽器好き