X(旧ツイッター)での毎日のお話をこちらに移してくることにしました。
弦楽器オークションのTarisioオークションが開催されています。良い楽器のいくつかは動画で音が聴けるようになっていて、大いに参考になります。今回はグァダニーニがトリです。
良い楽器がどんな音がするものなのか、有名な製作者だけれども名器との格の違い、名器だけれど鳴っていない楽器等々。動画では違いは分からないよなんて言われたりもしますが、このような形で比較できると残酷なまでに音の違いになって現れます。MacBookのスピーカーで聴いても音のエネルギー量の違いはよく分かります。
違いが分からなければ、こういうのを多く聴いて違いを分かるようになる訓練もできます。音の違いが分かるようになることは多彩な音色で弾ける第一歩でもあります。
私は無銘・製作者不明の扱いになっているLot.122の”A VIOLIN, 18th CENTURY”が耳に留まりました。この音で2〜3万ユーロなら音に対しては安いと思います。競り上がってしまうかもですが。