X(旧ツイッター)での毎日のお話をこちらに移してくることにしました。
カイザーは初歩向けの扱いですし実際その位置付けですが、もう一歩二歩踏み込んでこなそうとかなり高度な技術を習得できます。
きちんとカイザーをこなすには音程やリズム、強弱、スタッカートやテヌートなど楽譜に指定の事はもちろんですが、楽譜に指示の無い事として、
・フレーズに応じた感情の変化の表現
・駒からの距離、弓の寝かせ具合といった音色の変化
・強弱に応じたヴィブラートの変化
・フレーズの要所にヴィブラートをかけること
・臨時記号の意識
ができる必要があります。
かなり難易度が高くなり、楽譜を追うのが精一杯な初歩段階ではほぼ不可能ですが、ある程度弾けるようになった方が改めて取り組んでみると大幅な技術の向上が見込めます。ぜひお試し下さい。