3年では頭打ちにもなりませんが、その一方で

X(旧ツイッター)での毎日のお話をこちらに移してくることにしました。

「ピアノ3年で頭打ち」が話題になっていますが。ピアノの事情は知りませんが、3年程度では頭打ちどころか何もできていない状態ではないかと思います。かなり順調に進んでいてどうにか音を並べられるようになった段階だろうかと思います。

年数で計ることは無意味ですが、うちでは「音を並べる」「音を出す」ことはかなり急いで集中的に行います。実際毎週のレッスンならその点では3年以内でできていると思います。

ただ音楽にするのはその上の話です。具体的には鈴木教本なら6巻になれば音楽のお話ができることになります。それまでに小野アンナ音階やカイザー程度はクオリティはともかくひと通りはできている必要があります。

3年で飽きるというのはあるでしょう。3年もすると仕事環境や家庭環境の変化で練習を続けにくくなるのもあるでしょう。心理的・環境的な頭打ちはありますかね・・・。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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