土曜日は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。急に秋めいて涼しくなりました。どうぞ皆様体調を崩されませぬようご自愛ください。

近所の染井霊園に散歩に行ったらヒガンバナが咲いていました。
きちんと秋は来ていたようです。
ヴァイオリンのレッスンでもその方の根本的な問題を解決できて「この人を助けられた」「これからは進めていける」と思う瞬間がある。深刻な病状から回復させることができたお医者さんは同じような気持ちになるのだろうか。
最近アンサンブルに参加なさった方がおられる。事前にご相談を頂きその対策のためのレッスンとその世界について厳し目にお話させて頂いた。結果、問題なく受け入れてもらえて楽しく過ごせたとご報告を頂き安心した。
これまでもコンサートマスターに抜擢された方、内外の音楽学校を受験なさる方、人前で演奏することになった方、アマオケなどのアンサンブルに参加なさる方etc。ご相談頂いた時には練習の仕方や取り組む姿勢などやるべき事をその都度お話している。それなしには良い結果が得られるわけがないため。
その反面、アンサンブルに入ってあまり弾けなかったり、批判を受けて悲しい思いをしたという方もこれまでにはいらっしゃった。ご相談頂かなかったケースや根本的な問題を解決できておらず明らかに時期尚早なケース、頑張ったけれども曲が難し過ぎたケースなどもある。これらは私自身にとっても悔恨の念にかられる。
何のために上手くなるのか。お越しの方自身にとって良い思いをするためだ。他人に認められ喜んでもらえる演奏をしてはじめて良い思いはできる。そのためには場の価値観や標準的な常識を知る必要があり、それも含めての基礎技術だ。
お越しの方が良い思いをできるよう助ける事。シンプルにそこに焦点を当ててレッスンは進めています。