木曜日は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。ちょっと前まで出来なかったことが明らかに出来るようになっていた方もおられ私の側も嬉しく思いました。
金曜は休日。久しぶりに晴れたので車を洗って、ついでにセコマにも行って、布団を干して、布団を取り込んでから、行きたかったアーティゾン美術館の「抽象絵画の覚醒と展開」展に^^。併せてこの機会にやりたかった事を急いでこなした。

久しぶりの青空!これはお出かけをしなくては!
電車でまず有楽町の阪急へ。アルファロメオの新型車の展示に立ち寄り、阪急の地下1階でビチェリンを飲み。歴史の中での重要な小道具ビチェリンをぜひ体験してみたかった。

プッチーニやニーチェ、カヴールも愛したとされる
トリノのカフェで供されるチョコレートドリンクです。
1,100円もしますが今回奮発。イタリアンな鮮烈な味わいでした。
有楽町から歩いて京橋のアーティゾン美術館へ。旧ブリヂストン美術館はしばしば行ったが、建て替えで長期休館し2020年にアーティゾン美術館になってからは初めて。コロナ騒動で美術館や美術展からも足が遠のいてしまった。

大変面白そうな展覧会で期待値MAX
(思うところはあれど)5類移行で美術館も普通に見られる感じになった。
自分は美術展では最後まで見てまた最初に戻ってを三度程繰り返すので、
コロナ対策で一方通行だったりすると不本意。

期待以上で嬉しい誤算で驚き^^。
1枚目がいきなりセザンヌ。2枚目はマネ、3枚目はゴッホ。
セザンヌはキュビズムや抽象画との関連が強いのですが豪華過ぎ^^。
ゴーギャン、マティス、ブラック、ピカソ、レジェ、ミロ、
カンディンスキー、クレーと有名どころ勢揃い。
過去から現代へと進む展覧会の構成。
撮影禁止の絵画もあったため印象に残った絵の一部をいくつか。

ポロック。有名な絵の具を滴らせた作品もありましたが
こういう作品もあるのですね。知らなかった。
混迷期の作品だからだろうか。何か伝わるものがあった。


クーニング夫妻。夫妻とも印象的でした。

自分の好きなザオ・ウーキー。何枚もありました。
ウーキーは何かダイレクトに伝わります。

リタ・アッカーマンという作者らしい。知りませんでした。気に入った。
日本人アーティストのものもかなり多く展示されていました。
音楽と同じで絵画も接して感じるところがあればそれで良いし、感じるところの立体感や実体感があればあるほど名品なのだと思う。よく分からないような抽象画も無限の広がりを感じるようなものもあったり、キャンバスの中で閉じこもっているようなものもあったり。
作者の魂がピュアなほど感じるものがあるのだなと感じました。「その人には確かにそう見えたのだ」と思わせる作品、見えたものを誠意を持って描き写したもの。「他人と違うことをやってやろう」「個性的であろう」みたいな邪念は伝わらない。音楽の演奏と同じで、「個性的であろう」とした邪念は演奏に不要。作品に最も誠意ある形で取り組むべき。
その後、銀座まで歩き、鬼気迫るようなこだわりのミニチュアの展示を見て、山野楽器に寄って、日産のショールームを見てフェアレディZやGT-Rに座って。

この古い本屋さん。ミニチュアです。信じられない驚きの精巧さです。
これこそ事実を誠意を持って写そうとしたピュアな魂です。

有楽町のガード下でめちゃ上手いインストバンドが演奏を(許可得て撮影)。
全曲聴いちゃいました。上手い人のライブはいいですね!
後で調べたらやはりめちゃ上手いバンドのようです。良い演奏を聴いた^^
でもこんなに良い演奏なのに足を留める人が少ないのは何だかなあと。