40年かかった(大した事ではないですが)

火曜・水曜はレッスン。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。火曜は初めての方もいらっしゃいました。緊張なさったかと思いますが私も緊張しました。弓の持つ形とボウイングの力加減だけでも大きく音色は良くなることがお伝えできていればと願っております。

水曜は直近まで夜だけのご予約だったので、朝昼を自分で埋めて自分の時間とさせて頂いた(状況に応じて時々あります。ご容赦下さい)。その時間で、40年来の願いを達成することにした。

青梅鉄道公園^^;全然大したことではない。

皆様にもそれぞれ子供の頃の願望や行きたかった場所があるかと思う。

多くの男の子と同じく、自分も機関車が好きで図鑑を見ては名前や仕様を覚えたり、展示施設に行きたいなと思いを馳せたり。時は流れさいたま市や京都の鉄道博物館にも行ったし、SLパレオエクスプレスにも乗った。でも子供の頃に強く行きたかった「青梅鉄道公園」は未訪問だった。ここにしかない機関車があるのだ。

子供の頃から自動車も好きだった。あれほど図鑑でミニカーで憧れたようなスーパーカーで、あれだけ行ってみたいと願った青梅鉄道公園へ40年かかってやっと訪問できた。

年齢を言い訳にする言葉は発しないようにしているが(年齢を認めた途端に老いる)、時々過去の願望は振り返る。自分はしつこい性格なので、願望を諦めず一つずつ叶えてきた。仕事も紆余曲折ありつつ努力して叶えた。様々な場面での演奏も叶った。ヴァイオリンもギターも憧れを自分の物にできた。死ぬ時に「あれやっておけば」と後悔はしたくない。

ヴァイオリンの練習が辛くなってきた9歳の頃の自分に言ってあげたい。40年後もヴァイオリンを弾いていて、楽しい思いも嫌な思いもたくさんして仕事をとてもとても頑張って憧れたような車を運転して、やっとE10が見れたよ。どれも諦めず投げ出さなくて良かったね、と。

動輪が5組の機関車E10です。ここでしか見られない機関車で憧れました。
思った以上に巨大でした。他にもD51やハチロクやキューロクなども。

0系新幹線も。車内見学できて座席の小ささに驚き。
日本人サイズだったのですね。
9歳の自分<国鉄(JR)の電車乗ってみたかったよね。40年後は毎月2回新幹線乗っているよ。
(実家の近くは名古屋鉄道なのです。国鉄は自分には特別でした)

展示室の鉄道模型の運転台。
9歳の自分<町役場のイベントでの鉄道模型に目を輝かせて見てたよね。
40年後も何も変わらず見られたよ。でも小さくなって感じたよ。

昔懐かしいような昭和を感じさせる展示室と屋外施設。
この中に走り回る9歳の自分の残影があるのです。
2023年9月から2年かけてリニューアルするそうです。
憧れた昭和の「青梅鉄道公園」はこれがラストチャンスでした。

ぽつーんと自分の車。駐車場には車は少なく、施設の来場者も多くなく。
9歳の自分<憧れたスーパーカーで来れたけど、40年経って施設は閑散としていたよ^^;。
かつての子供だった人のノスタルジーになってしまったのかもしれません・・・。