自分は科学技術が好きなんだな

土曜は東京、日曜は愛知にてレッスン。今回も多くの方にご利用&お越し頂き有難うございました。

金曜日は休日。茨城県の筑波に出かけた。

「西の富士山、東の筑波山」と言われる筑波山を見てみたかったし、筑波山神社にも。子供の頃に科学万博つくば’85に行きたかったので筑波学園都市も。体力作りやドライブの楽しみも兼ねて。

寺社仏閣については「???」な感じだった。神様の名を借りた比較的近年こしらえられた拝金主義な観光地かあ、と。伝説は予め把握して出かけたが、その都度「金を払え」という姿勢に自分は共感できなかった。日光で失望した思いが再燃した。

巨木は素晴らしかった。もちろん木は金をせびらない。古い木は長年色々なことがありながらそこに立ち続けているだけで感動できる存在。それこそが神様かもしれない。

筑波山を下り筑波学園都市に。JAXAの展示施設と産業技術総合研究所の展示施設に。

これらはよかったなあ〜!もちろん莫大なお金がかかっているのだけれども、夢の実現のため。その思いが伝わってきて素直に感動できた。施設の人も仕事以上に展示物への思いを感じられたし。

H2ロケットの実物。大きいです。
人工衛星の実物や国際宇宙ステーションきぼうなども

産総研の展示施設

自分はこういった純粋な科学技術が好きなんだな。挫折したものの一度は科学者への道を目指したし。ヴァイオリンについても商売としてやっているのだけれども、訳のわからないムードでの「お芸術」ではなくて、原因→対策→結果の因果関係があるものとしてレッスンをしているつもり。

こういった気持ち。コロナ前は頻繁に科学館や美術館に行って新しい発見や気持ちのリセットをしてきたが、改めて復活していきたいな。音楽をやる上でも知性無い「音楽バカ」では仕方ないし、お越しになった音楽の道を進もうとする子供達には必ず言っている事。H2ロケットから音楽に通じることもあるのだ。

体力作り:15000歩になりました。コロナ後著しく体力が無くなったのを回復させるきっかけになるよう、翌日もレッスンの合間に駒込図書館まで歩いた。これをきっかけに良い循環になる事を願っている。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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