実家の大掃除&借金でヴァイオリンを買うのは

土曜は東京にて日曜・月曜は愛知にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。愛知は今回も大盛況でした。

火曜はレッスンのお休みを頂きもう1日愛知に滞在。今回は嫁さんと一緒に愛知に来て、この機会に「頼まれもしないのに実家の大掃除」。こういうのは時々やらないと収拾がつかなくなるので、毎年やっている。出るわ出るわ古い食品やら衣類やら。

庭にとても大きなバラが咲いていました。
飾るために母に切ってもらいました。

話は変わる。記事にしようと「楽器をローンで買う事」について情報収集中(記事はボツになるかもしれないが)。

自分自身は育英会の奨学金を借りていたしローンでヴァイオリンを買ったこともあるが、現在は無借金。最初に自分で買ったヴァイオリン(Michel Eggimannというイタリアの新作楽器。新作にしては良い楽器でした)を除いてヴァイオリン、ギターも全て、アルファロメオも2台とも一括払いで購入した。なお自宅は借家です。

「人生を変えるようなどうしても欲しい物を少しでも若いうちに入手してより長い期間使う事」は否定しないしむしろ賛成だ。ただそれをローンで買って良い物・悪い物があるようには思う。価値の上がる物はローンがむしろ有利だ。購入価格より売却価格が高いのなら、金利分を差し引いてもローンが有利で、だから昔は不動産をローンで購入するので良かった。

ヴァイオリンも購入価格と同じ価格で売れた時代がある。それであればローンでの購入がむしろ望ましいと言える。ただ現代はどうだろうか・・・。そもそも売れるヴァイオリンである事がもちろん大前提だ(大量生産品は通常買取してもらえない)。

どんな投資でも同じだが投資先の将来を予想しないといけない。借金で投資をするのは信用取引でありよほどの確証があるか保険をかけておかないと危なくて仕方ないだろう。

自分自身は・・・。割高には買わない。大きくハズれたとしても購入価格で最低限の価値が保証される確証を得て高額商品は購入している。金銭的価値だけでなく物から勉強できる価値も考慮する。計算高いと言われそうだがパッションで買うのはブームに踊らされて株を買って大損するのと同じだ(古くはNTT株、ライブドア株など。欲に目が眩んで失敗して責任転嫁する人は投資をしない方が良い)。

この命題はなかなか面白い。そしてローンで楽器を買う観点で見ても、買うべきなのはストラディヴァリだと結論づいてしまう面白さも^^。