火曜〜木曜は東京にてレッスン。木曜は8コマにもなり大盛況でした。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。初めての方もおられ緊張なさったかと思いますが私の側も緊張しました。また大変遠いところからお越し頂いた方もおられました。本当に有難うございます。
遅れてしまっていたサイト更新をした。今回から新シリーズで「自分のヴァイオリンに疑問を持った時:ヴァイオリンの評価方法」としてその第1回。よろしければどうぞご覧下さい。
客観的評価は評価基準があってそれに基づいた判断をすることと言える。Facebookにも書いたが、フェイク情報やジャンク情報から適切な客観的評価はできるものではないだろう。
Twitterの「歯ブラシで弓の毛を擦ると音が良くなる」が大きな反響を得た事に「結局ジャンク情報が求められているに過ぎないのか」とガッカリしている。ジャンクフードを食べてばかりで健全になるはずはないのと同じで、ジャンク情報を寄せ集めてもロクな演奏ができるはずはないし、騙され続けるだけだ。
西洋音楽は理屈がきちんとしているので、音楽の教科書に書いてあることをきちんと意味を理解して実践すれば概ね真っ当な音楽になる。2分の2拍子で書いてある曲を4分の4拍子で考えると理解はしやすいが、それで弾いても真っ当な音楽にはならない。そういった意味合い。
サイトでは真っ当な音楽ができるはずの情報を記しているつもり(結局当たり前のことばかりとも言える)。歯ブラシに負けないように頑張らなくては思い直したのでありました。

例えばこの楽器(これはヴィオラですが)と弓をどう評価しますか?
評価のためには結局のところ「そもそも音楽に使う道具とは」に行き当たります。
それが適切な判断をする方法と言えます。そんな話をすると面倒くさがられます。
「古くて豪華なケースに入っているから良い楽器」というのがジャンク情報になります。