水曜・木曜は東京にてレッスン。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。強風や黄砂の中、お越し頂き恐縮です。
レッスンは家の中での仕事のため、これまで休日は出掛け身体を動かそうとしていた。が、コロナ罹患後いまだに疲れやすくあまり外出ができないし、文章もまとまりにくい(そのためサイトの記事が遅れています。下書きはできているのですがまとまらず)。
そのため家の中で、文章作成ではなくできることを。今できることをやればと。
久しぶりにギターを多く弾いている。特に全然鳴らなくなってしまった古いMartinを重点的に。ヴァイオリンと同じくギターも弾かないと寝てしまうもので、起こして鳴るようにしようと。振動しやすくするわけだからガンガン半ば破壊的に弾いたり、カポで様々な調で弾いたり。

鳴ってきた感じはします。1週間頑張ってみよう。それでダメなら手放すと思う
古い貴重なギターだが鳴らない楽器はうちには不要なので
自宅のオーディオでCDを聴くこともちょっとしたマイブーム。アイザック・スターン、レナード・ローズ、ユージン・イストミンの弾くメンデルスゾーンのトリオを久しぶりに。やはり好きな演奏だな。聴き慣れた演奏が好きな演奏になりがちなものだけれど、冷静な判断で聴いても別格の演奏と言える。

スターンのヴァイオリンも良いが、ローズのチェロも素晴らしい。
イストミンのピアノは両巨匠に比べると格下かなあ・・・。
このCDのチェロの音が昔から好きだ。今回調べるまで知らなかったが1662年のニコロ・アマティなのだそうだ(しかもサイズを縮小されていない3本しかないオリジナルサイズのチェロだそう)。何となく納得した。もちろんローズの技量もだが楽器の音も素晴らしかったのだと。
メンデルスゾーンのトリオのCDはいくつも持っているが、特に気に入って28年前から聴き続けているこのCD。つまらない演奏を有難がっていたとしたらそれは恥ずかしいものだが、当時の感性が稚拙ではなかったことも分かり嬉しい。