火曜日は東京にてレッスン。とても冷たい強風の吹く中、お越し頂いた皆様有難うございました。
10月1日の演奏曲の候補にブラームスのハンガリー舞曲1番・5番が挙がっている。
そこでヨゼフ・ヨアヒム版で準備中。ヨアヒムはヴァイオリンの歴史の上でも重要人物だし、ブラームスと親交のあった点でも音楽史上も重要人物。このハンガリー舞曲、重音の多い難しいバージョンで、ブラームスのコンチェルトを思わせる指の動き。コンチェルトも相当にヨアヒムの意見が入っているのだろうなあ。
先週温泉に行った際ハンガリー舞曲の様々なバージョンを車で聴いた。月曜日にも「白寿の湯」に行きその道中でも。1番はJanoska Ensembleのもの、5番はRaffi Hakopianというヴァイオリニストのものが面白かった。
いわゆるジプシーヴァイオリンとされるジャンルと考えてはじめて生命ある面白い演奏になるのかな。古いメニューインの録音もむしろ現代よりもジプシー的とも言えるし(これも面白い生きた演奏)。もちろんラカトシュの演奏も生きている。
ともすれば聴き飽きられた超名曲。新鮮な命を吹き込むことができれば、面白い演奏ができればと。

「白寿の湯」。今回は比較的長時間滞在。
今回も良いお湯でした。でもちょっと湯あたりしたかも。

金鑽神社も今日も素敵でした。