水曜・木曜は東京にてレッスン。9コマ+6コマと水曜は満員大御礼になりました。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。初めてお越しの方&久しぶりにお越しの方もおられ嬉しく思いました^^。
先日のエリザベス女王の国葬をネット同時放送で観ていた(うちにはテレビは無い)。ファンファーレやバッハ、ショパンのピアノソナタに私は驚いた。国の行事に直結する音楽の選定として私には理解が困難だ。例えば大喪の礼で中国・韓国の音楽を明確な理由を示さずに使ったら大問題になるだろう。自分の頭が固いのか、それとも日本が不自由なのか。国と音楽の関係について勉強の必要性を感じた。
レッスンで楽器についてお話を伺うシーンがあった。別の内容だったがたまたま趣旨は「不要なお金を使わされる事」について、おふた方から伺った。
いろんな人がいろんな事を言うものであるし、価値観は人それぞれだ。ただ、ひとつで済むのに複数必要かのように喧伝したり、明確な理由なしに少なくないお金を使わせる言動は背徳行為と私は思う。
私自身は(いくつも持っていて説得力はないが)予備を持つ事は好みじゃない。予備としての楽器・弓は持っていないし、弦などアクセサリー類も予備は持たずその時に必要な分だけ購入する。必要と判断したものは中途半端なものではなく、値段は気にせず心底気に入ったものを購入する。一方、必然性がなければ極端に安く購入する。
頂くお金に関しても、よくある入会金、退会金、冷暖房費、教材費、発表会費などレッスン内容とは関係ないお金の存在は私には気持ちの悪い事だ。お客様からお金を巻き上げるのがビジネスの本質かもしれないが、私はお客様からは筋の通ったお金だけを頂きたい。
この国の風習の前時代的不自由さ。イギリスの国葬からも考えさせられるところであります。

イギリスに多少関連してリプトンの紅茶ゼリー。意外と濃厚な味でおすすめ。
リプトンの創始者はスコットランドの人なのですね。知りませんでした。