演奏する曲の復元作業開始

レッスンは今週はお休みを頂いております。ご不便&ご迷惑をおかけしておりますがご容赦ください。お休みの間にチェロのコンサートを聴いたり、近年の演奏スタイルの書籍を読んだり(「古楽の終焉」という400ページのヘビーな本です。面白いがなかなか読み進まない)。ここ最近マイブームな温泉にも行ったりと。

10月末に演奏する曲の準備をお休みの間に始めた。ピアソラの曲など結構多くの曲目になる予定。これまで弾いたことのある曲ばかりなのだが、弾いてみると保存状態があまり良くなく、弾けなくなっていたり、こんな音だっけ?になっている箇所があったりと、ダメダメな感じ^^;。

曲から受ける印象・景色はほとんど変わっていないかな。自分の中でしっかりと曲のイメージができていることを意味していて、その点では安心した。その反面、熟成や成長もしていないと言うことかな・・・。同じ曲も新しい側面から見る事ができると良いなとも思いつつ。

保存状態の良くない箇所を修復して、命を吹き込んで、生きた音楽にできればと。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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