日曜は東京にてレッスン4コマ。ご利用&お越し頂いた皆さま有難うございました。引き続きご心配をお掛け致します。月曜にお医者さんにギプスはあと1週間ねと言われました。私も希望を持って頑張りたいと思います。ようやくギターやエレキベースがある程度弾ける程度に戻りました。ヴァイオリンより手を伸ばす都合上、弾くのが困難だったのです。自分にはギターやベースも大事な楽器なので嬉しかった。
Twitterにも書いた内容をそのまま転記したい。
ゼレンスキー大統領のグラミー賞でのメッセージ。「音楽の正反対は何か。破壊された都市と殺された人の静寂だ」「沈黙を音楽で埋めてほしい」が心に留まりました。理不尽な強い力で余儀なくされた静寂を埋める音楽家の責任。重すぎますが、音楽で生きている身として常に考え続けるべき事です。
と書いた。
戦車と死体が残され、地雷を埋められ、その中でいつも通りに音楽ができるのか?1991年の湾岸戦争の時にイスラエルで空襲警報の中ガスマスクを付けコンサートを続けたアイザック・スターンの行動の尊さが少し分かった気がした。音楽への責任、仕事への責任とはそういうことを言う。
決して遠い国の昔の物語ではない。明日にも日本でも起こりうる現実なのだ(明日、核ミサイルが飛んでこないとは限らない)。それでも最後の1人に向けてでも音楽がレッスンができるだろうか。
仕事はプロとして常にいつも通りにと心がけているが、そうでありたい。今こそ本当にそう思う。