木曜日はレッスン3コマ。今週は大変余裕ある日程になりました。なぜか急にポコっと空くことがあるものなのです。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。私も空いた時間で多く練習ができました^^←結構練習は好きなのです。
今回イタリアの音について多くお話しさせて頂いた方もおられました。イタリアに生まれ育ったわけでもないのに、またクリスチャンでもないのに語れることなんて無いだろうとも思いつつ、音楽の演奏スタイルは重要なテーマで、特にヴァイオリンとイタリアの関係は重要で、自分なりに知ることをお話しさせて頂きました。
金曜日。イタリア車で箱根へ。今年の6月に箱根、11月に河口湖に行ったものの富士山はまともに見られなかった(月に2回新幹線から見ていますが、そういうことではないのです)。リベンジとして今度こそはと出かけた。
都心を通ることによる時間のロスとストレスを避けるため、自分の車ではなく川崎市の柿生駅にあるオリックスレンタカーにてアルファロメオのジュリエッタをお借りした。

「ロミオとジュリエット」のロメオのジュリエッタ。名前だけでヨーロッパそのもの(感動)。
ジュリエッタは既に生産終了で乗れる機会が近々失われる。
自分の1世代後の後継車のテイストを体験したく思った。
先日のホンダS2000とは異なり、車に表情がある。多くの点で近代化されているものの、自分の車と同じイタリアンな楽しく熱く感動的なテイストを感じながらご機嫌で御殿場へ。
まず「とらや工房」。


紅葉もまだ美しかった。美しき日本の景色。

お茶菓子を頂き。とらやは常に期待を裏切らず美味。

席から見た景色。こんな素敵な風景を見ながら

軽食のとろろご飯。粗食のようだが、これも大変美味&意外とお腹いっぱいに。
とらや工房の隣にある岸信介旧邸(東山旧岸邸)へ。岸信介元首相は評価は様々だろうが「昭和の妖怪」と呼ばれた大宰相だ。そして福田、安倍と現代政治の系譜の始祖とも言える。

1969年の建築。一見、普通で自然だが細かな多くの配慮が施された建築物
ドイツの建築物だけでなく、こういう建築物も音楽的とも言えるかもしれない
武満など当時の作曲家の音楽も連想した

この椅子に座って、外を眺めて過ごしていたとされる。
日本の来し方行く末を考えていたのだろうか。
「安保改定は理解されるのに50年かかる」と岸元首相は述べたとされる。
50年を超え61年経った今、確かにリアリティを持ちつつあるのかもしれない。
箱根の芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインを走る。ついに見られた美しい富士山。美しい日本の景色。

やっと見られた富士山。
妙に富士山に執着するようだが、この風景を今年はずっと望んでいた。

200km程走り夕ご飯をゆっくり摂り、柿生駅に戻り帰宅が20時前。
音の出せる時間帯にヴァイオリンの練習もできました^^。
東名を使うお出かけには都心の混雑を避けるこの方法、良さそうです。
イタリアと日本の文化など漠然と様々な事も考える時間にもなりました。