確かに年月が作る楽器の音はあるもので

火曜〜木曜はレッスン。3コマ+8コマ+7コマと大変多くのお越し&ご利用を頂き有難うございました。夏が戻ってきたかのような暑さの中お越し頂き恐縮です。私もピロリ菌の呪いが戻ってきた中、頑張りました^^;←ピロリ菌を2018年に除去したら、時々胃の不調が生じるようになりました。これをピロリ菌の呪いと呼んでいます。日曜・月曜と車に乗って散々遊んだからかなあ。予約処理を失念したりもして色々↓↓な感じ・・・。

それはともかく。涼しくなってきて手持ちの2015年製のヴァイオリンがとても良い音を出している。2014年製のクラシックギターも良い感じ。夏場の高音多湿の時は緩い音が出るが、涼しくなってくるととても良い音が出るよう。数年経ってだいぶ育ってきたようだ。

「将来鳴るようになりますよ」は新作楽器のセールスの常套手段だ。未来に期待をさせる投資めいた話は私は信用しないが、確かに良い音になってきたように思える。木材のセルロース化と言われる現象なのだろうか。木材が枯木になっていく様子はミイラのようになっていくイメージで捉えている。チリチリとかカリカリと言った音、あるい金属的な音が増えていく。

確かに年月が作る音はあるのだろうとは思うが、数年は経たないと楽器がどう育つか判断できない。思ったように育たない事もあり得るし、それが50年100年になると1世代では評価できない。金銭的な投資と考えるのはつまらないこと。気に入った楽器が将来評価が上がればめでたい程度に楽しむのが健全だろう。幸い好みの方向に変化しつつあること嬉しく思う。