音色の違いがわかる人になればと

日曜・月曜は愛知にてレッスン。台風の影響もあり5コマ+5コマと比較的余裕の日程になりました。今回とても久しぶりにお越しの方もおられ嬉しく思いました^^。日曜は40度の灼熱、月曜は時々大雨強風。そんな中、お越し頂いた皆様本当に有難うございました。わたしも暑さと睡眠不足にやられていたりも・・・。

愛知に置いてあるアルトワークスを運動させに近くの川沿いの堤防道路へ
美しい夕暮れが見られました

今回のレッスンでご要望を頂いて「多彩な音色」についてお話させて頂いた方がおられた。

こうしたらこういった音色が出ると言うテクニックとしての関係性を実際にやって頂きながらお話を進めた。音色など味わいの違いは演奏者自身が体験することではじめて興味を持ってもらえるものだ。そして興味を持って自分の意思として「そういう音色を出したい」となってもらえれば良いなと思う。

例えば、美味しい味を分かってもらうにはどうしたら良いか。違いを体験してもらう事だろうかと思う。違いに気づく事ができれば人によっては興味を持ってもらえるかもしれない。

分からない人には結局分からないかもしれない。こだわる人はあらゆる面でこだわるので結局は生まれながらの気質だとも思う。感性は育てられるものではなく勝手に育つもの。そんな諦めもある。けれども気づいてもらえるための機会は提供したつもり。お役立て頂ければと思う。

私自身は・・・。音色へのこだわりは強い方だとは思う。何の感慨も生じさせないつまらない音が嫌いとも言える。美味くも不味くも何とも無いつまらない料理を嫌うようなものだろうか(なのでチェーン店は通常入らない。これというお店が見つからず食いっぱぐれることも多々・・・)。好みのストライクゾーンが狭い性格、イヤイヤ期の子供のようで自分でも嫌になることもあります・・・。

お昼ご飯に母を連れて近くのお蕎麦屋さん「五山」へ。
ここのお蕎麦と天ぷらは全国あちこちで食べた蕎麦の中でも美味です。
近所にこだわりのお店があってよかった

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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