ボウイングやフィンガリングの工夫について

コロナの感染拡大状況に憂慮しています。主に東京都の感染動向のデータから判断をしますが、今年1月のように陽性率15%を超えるような状況になったら対面レッスンは休止させて頂く可能性があります(現時点では7.6%)。さらにオリンピックで思いもよらない交通の不都合なども生じるかと思います。お越しに不安がおありの方はオンラインへの変更でもお休みになっても構いません。ご自身の都合と安全を優先なさってください。

なお東京都の感染動向のデータは主に下記URLを参考にしています。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

火曜〜木曜は東京にてレッスン。3コマ+7コマ+9コマと今週も大変に多くのご利用&お越し頂き有難うございました。私の側がうまく話をできない場面もあり大変失礼致しました(さすがに2週間ほど休み無しで疲れたようです。言葉が出なくなるのは嫌ですね・・・)。

ツイッターでフィンガリングの工夫について書いているし、FacebookでパガニーニがG線だけで弾いた逸話を実践してみた話を書いた。

ヴァイオリンの技術は単に指で弦を押さえて弓で擦るに過ぎないのだが、そのコンビネーションをうまく行うことで「大したことの無いことをさも凄そうに」とできたり、同じフレーズもボウイングやフィンガリングを工夫することで「生きた音楽」になったりする。

今回レッスンでもそんなお話をさせて頂いた。現時点では意味不明かもしれないが、そのうち分かって頂ければ。フィンガリングやボウイングが示されている楽譜(校訂版の楽譜)を見て、その指示の意味を読み解くことができるように。それからいずれ自分でボウイングやフィンガリングを考えることができるようになって頂ければ。

フィンガリングやボウイングの順番次第で「音楽」になったり「ただの音」になってしまったりする。ヴァイオリンの最大の面白さのひとつかもしれない。

金曜日は久しぶりのお休み
近所のホームセンターで桔梗を買ってきたり
今度こそ枯らさずに育てたい

久しぶりに百塔珈琲にも
とても美味しかった^^

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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