火曜〜木曜は東京にてレッスン。3コマ+9コマ+8コマの大入り大御礼でした!ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。梅雨時につき駒が傾いて立っていたり、ペグが動きにくくなるトラブル続出でした。この時期は仕方ないかなあとも思います。ペグは引き抜きながら緩めれば回りますし、それでだめならエアコンの除湿などでしばらく乾燥させてから(普通に部屋に置いておくだけです)でしたら回ります。ペンチなどで回したらペグは折れますので無理をなさらずに。
土曜日はレッスンをお休みさせて頂き、茨城県ひたちなか市でのギターの会にてヴァイオリンを弾いてきた。お聴き頂いた皆様有難うございました。演奏予定だったいくつかのイベントもコロナ禍で中止になり2年ぶりの人前での演奏となった。幸いこの日は梅雨の間の晴れ間で陽射しが眩しかった。

ひたちなか市文化会館内のレストランにての会でした。
クラシックギターの方々の集まりです。
マスネ「タイスの瞑想曲」、プーランク「愛の小径」、ピアソラ「タンゴの歴史」全曲を弾かせて頂いた。
自分としては思うところは沢山あるし、ビビって不本意なところも多くあった。いつもながらギターの会でヴァイオリンを弾くことは場違いと感じてもいた(通常のヴァイオリンのコンサートと違って、誰もヴァイオリンが聴きたいわけでは無い)。多くの拍手は頂けたことは救いだった。演奏は聴いて頂いたお客様のものなので、喜んで頂けていればと願っている。
大誤算だったのが湿度。通常夏のコンサートは会場に入るとエアコンで湿度が下がり、ペグが緩んだり、松脂がザラついたりするもの。今回もそれを想定して臨んだ。
ところが、コロナ対策で窓を開けての演奏で結構風も入って、演奏場所で湿度90%!指板の上で指は滑る(タオルで手や指板、ネック、弓のフロッグを拭きながら弾きました)。弓もどんどん緩んでくる。楽器もみるみる鳴りが悪くなってくる。まろやかな音になったかもしれないが、想定外の事態だった。

ひたちなか市は海沿いで湿度は高いようなのですが
コロナ禍はこんなところにも影響が出るのですね
戸惑いながら何とか大失敗はなく弾けたとは思います。