ギターとヴァイオリンの合奏練習〜アルゼンチンの場末の景色が見えるように

土曜は東京にて日曜は愛知にてレッスン。5コマ+6コマと比較的余裕の日程だったものの今回も多くの方にご利用&お越し頂き有難うございました。土曜はご予約を私側が勘違いしてしまっていた方がおられ、またこの日はレッスンの段取りを私の方が間違えていたケースもありました。大変失礼致しました。疲れているのかなあ、疲れている感はあるからなあ、多分疲れているのだろう(何言っているか意味不明)

先日箱根で残念だった富士山。新幹線から見えました^^。
嫌なことも吹き飛ばす力をもらえますね。
太宰治の富嶽百景の文章も浮かびます。

金曜日はギターとヴァイオリンの7月10日の本番に向けた合奏練習のためギタリストの高矢さんに接宅にお越し頂いた。この演奏は非公開のギターの会のもの。お聴き頂けない話題ですみません(この日記では可能な限り、実体験として皆様と共有しうる話題にしているつもりですので)。

タンゴのアストル・ピアソラの曲が中心と言うこともあり、先回から今回までの間はリズム面で丁寧に練習することに着目して取り組んだ。全ての曲でメトロノームに合わせて練習した結果、いわゆる縦の線はきちんと合うようになった反面、合わせることに気が行って音楽的に魅力のない進行になってしまった箇所もあった。

メトロノームに合わせて弾くことはもちろん有益。これは断言できる。けれどもタンゴなどラテン系の音楽ではクラシック音楽とは異なる「グルーブ」が求められるのだろうと思う。「グルーブ」が紫煙の漂うような感じや妖艶な感じを生み出すと言えるだろうか。クラシック音楽みたいに弾くと実につまらない音楽になってしまうもので、これが難しく。

「グルーブ」。うねる感じというか、ポップスの世界でも難しいとされる要素のひとつだ。「黒い」感じとか言われること。差別用語になりかねないが確かにそんな感じがある。我々の持つ「黄色い」感じは西洋の音楽とはだいぶかけ離れているように思える。

高矢さんはクラシックだけでなく幅広いジャンルの音楽を弾きこなす。心底すごいなあといつも思わされる。

クラシックの人がそつなく弾きましたというピアソラでなく、警察に追われるアルゼンチンの場末の風景や狂気が見えるように演奏できたらいいなと思う。どんなグルーブ:うねりに作ったらいいかなあ・・・。

その他いろいろ。主に日曜日の出来事。

実家の母の携帯電話が壊れて画面が表示しなくなってしまったので、以前使っていた自分の端末を持って行ってFOMAカードを差し替えて。差し替えだけで使える利便性+スマホ契約にはその場で時間がかかる(愛知に行っている際にそんな時間は取れない)+母にスマホを教える気力と時間がない、という考慮の末の結論。まあ当面は使えそう。

実家の庭でノウゼンカズラがとても多く咲いていました
今回見た時にウォーホルの絵画の色合いを思わせた

レッスンの空き時間に実家の庭の藤を剪定
かなりモジャモジャになって家にまで巻きついていました・・・。

近所のスタンドで洗車機に入れただけですが、
実家に置いてあるアルトワークスも洗車してガソリンを入れて。
それからある程度速い速度+高回転で走らせてバッテリー充電などを。
アルトワークスめっちゃ速いね。改めて驚いた^^。