体調絶不調から回復し地下神殿へ

水曜・木曜・土曜は東京にてレッスン。5コマ+7コマ+8コマと大変多くの方にご利用&お越し頂きました。良い楽器ならではのゆるい弾き方について、オールド弓ならでは現代ではやるべきでは無いと言われるような弾き方について、肩当てによる音色の変化について、などそれぞれの方にお話しさせて頂いた。演奏技術は道具に合わせて成り立つもの。こういう話は本質をつくことで楽しい。

水曜は私の体調が絶不調。熱は無かったしコロナの可能性は少ないと考えレッスンは開催したが、とても身体が重く階段を上がるのもやっとで空き時間では寝ていた。いつも通りレッスンができていたことを願うばかり。病院にはかかれるとは限らないご時世でもあるし本当に心配になったが、幸い木曜にはだいぶ回復し金曜には完全回復^^。よかった。

とは言え、不安を感じたのは事実で、見ないで死ぬのは心残りになるかもと思い、金曜日は一度行きたいと思っていたところに自動車で出かけることにした。緊急事態宣言下で県外に出かけるのは為政者にとっては非国民の行為だろうとは分かっている(とは言え、何が非国民か分からなくなっている今日この頃ではある)。

出かけたことのおありの方もいらっしゃるかもしれない。古代遺跡のような地下宮殿。栃木県の大谷石資料館。

筆舌に尽くし難い。あまりにも巨大。商品にならない石材を避けて効率よく掘る実利が作った特別な景色。出かけて良かった。

大谷石から出る結晶も不思議な手触りで印象的だった。これこそ神秘的。

車についての出来事のお話で恐縮です。雨になった帰り道。エンジン警告灯が点灯してプチパニックに。マニュアルには「低速で最寄りのディーラーに行くべき」状況とあれど既に夜。高速道路で止まると恐怖なので一般道(国道4号線)で、途中で止まらないだろうかとドキドキしながらも走りに異常はなく普通のペースで帰ってきた。

翌日の土曜のレッスン後、気になって近所をひと回りしてコンビニでエンジンをかけなおしたら警告灯は何事もなかったかのように消灯した(こういうのイタリア車あるあるらしいが)。とりあえず雨が降ったためという結論で^^;

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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