ヴァイオリンを選ぶことやらあれこれ

土曜は東京にて、日曜・月曜は愛知にてレッスン。6コマ+7コマ+5コマと比較的余裕の日程でした。ご利用&お越し頂いた皆さま有難うございました。引っ越しや車のことやら自分の手元のことがだいぶ落ち着き、空いた時間で実家の草むしりや蜘蛛の巣を取ったりがやっとできました。今回は名古屋のシャコンヌさんに所用があり火曜まで愛知に滞在しておりました。お忙しいところご対応頂き有難うございました。

金曜はクラシックギターの高矢さんに接宅にお越し頂きリハーサルを。5月22日に予定だった演奏は中止・延期になってしまったが7月10日に予定の演奏のためのもの。ホールをお持ちの個人宅での演奏で非公開だが、曲目も多く張り切っている。先回の練習ではギターの音圧・迫力にタジタジだったので多少は工夫をして今回に臨んだ。先回よりは音楽として成り立つようになったかなあ。ただ工夫が裏目に出たところも・・・。うーん。ゴールデンウィーク中はある程度練習ができるはず。頑張る。

リハーサルの後、車に乗って千葉県へ。自宅車庫で車のお腹を擦ってしまったダメージが気になっていたし、ドアやヘッドライドの具合などを診て頂きに購入店のプライズさんへ。リフトで車を持ち上げ擦った損傷はあるものの大丈夫だろうと診断頂き、ドアなども対処頂き安心して乗って帰った。輸入車は初めてなので色々不安で診断頂くと安心できる。車も診てもらってご機嫌のようでした(エンジン音・排気音でご機嫌が分かるのです。お医者さん嫌いでなくてよかった)。

話は変わる。ヴァイオリンを選ぶことについて。素直に良いと思ったものを選ぶのが吉。これまで様々な知識を得てきてその上での結論。もちろん知識を得る事を軽視するべきではないが、知識が素直な感覚を鈍らせてしまうこともある。製作国・製作者などを知るのは悪いことでは無いが、名の通った製作者名なら必ずしも良い音がするというものではない。

音楽自体も。知がスペックが表に出た演奏はとてつもなく退屈だ。音楽は知識や能書きを聴くわけでは無い。面白いものは面白いし、つまらないものはつまらない。自分はそれに気づくのに随分時間がかかった。良い音は最初の1音で耳が立つもの。そしてそれは誰にでも分かるものと思う。

その反面、知識がなければ見えないもの・聞こえないものもある。ビッグネームにはそれだけの実力を伴っていることもある意味事実だ。知識と感覚は両輪とも言えるし、最終的には一体のものかもしれない。先日の日記に書いたように、結局は人としての教養全般が良いもの感じ取れるかどうかを左右するのだろうとも思う。

そんなことを考えさせられています。

リフトを下げている途中ですが。宙に浮く車。

擦って損傷させてしまっていました。
良い状態の車を譲って頂いたのに申し訳ない・・・。