指導者の姿〜結局は実直に

火曜〜木曜は東京にてレッスン。4コマ+8コマ+7コマと今週大変多くの方にご利用&お越し頂きました。特に木曜にお越しの方は大変に寒い中お越し頂き有難うございました。すっかり寒くなり冬らしくなりました。どうぞお風邪などを召されませぬようご自愛下さい。

政治的発言は避けるようにしているが、報道される日本の指導者の姿は不誠実に感じている。そしてヴァイオリンの指導者に置き換えて反面教師としてツイッターにここ最近書いてみている。見事にダメ指導者に見られる姿になる。同じように会社ならダメ上司にも逆にダメな部下にも当てはまるだろう。結局誰にでも当てはまることなのだろう。

指導者とて他人の気持ちを全て理解できるわけではないし、他人の要望を全て汲むこともできない。無我・無欲であれば良いわけでもない。けれどもいくら何でも浮世離れした無神経な行為をすればそれは咎められるだろう。

望ましいヴァイオリンの指導者の姿とは・・・。要求と現状の評価は明確に伝える。全体像と努力すべき方向性を早めに示す。その時点でできない事を一般的な社会的ルール以上には無理強いしない。やると言ったことはやる。嘘はつかない言い訳もしない。

そんなところだろうか。結局指導者も自分の仕事を実直にきちんとやることなのだろう。シンプルにそれだけと思わされています。

全く関係ありませんが、お店で食品として買ったトマトから
出てきた種を嫁さんが育てて実をつけました。甘くおいしくできました。
うまく育つようにするのが指導者の役割でそこに我は不要です。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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