名古屋すし・芽生えた才能を枯らさないように

火曜〜木曜は東京にてレッスン。4コマ+7コマ+9コマと大変多くの方にご利用&お越し頂きました^^。わたしも頑張りました。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。

委託販売をお願いしていたギターが売れたので代金を受け取りにお茶の水へ。その帰りに昼食。最近「ピロリの呪い」がぶり返して胃腸の具合が良くないので和食を。以前から気になっていた「名古屋すし」のお店に(やっこ鮨というお店です)。

名古屋の寿司って特徴は思いつかなかったのだが、食べてみたら「お盆に親戚で食べた寿司の味!」「出前のお寿司の味!」だった(うちの親戚は愛知県小牧市です)。お店の空気感も名古屋そのままだった。東京圏にお住まいの愛知県の方にはお勧めです。

濃厚な赤だしの味噌汁ももちろん付いてきました。

お話は変わる。

レッスンで急に良い音を出すようになった方が今回お二方おられた。おひと方は特に理由は無いご様子、もうおひと方は多少理由があるかもしれない。

大人の方でも才能をお持ちの方もいらっしゃるし、ある時に「才能が芽生える」という事はしばしばある。せっかく芽生えた才能がうまく育つようにとても気を遣う。

才能をつぶすのは簡単だ。余計な事を少し言えばすぐにつぶせる。水をやらなければ枯れるし水をやり過ぎれば腐る。難しい判断だ。なるべく余計な「指導」をしないで「そのままで大丈夫だから」と伝え、うまく弾けている状況を定着して頂けるようにと心がける。

才能がおありだからと安心していると、どこかの段階で分からなくなってしまったり、自分で工夫をなさった結果自分で才能を潰してしまうケースもある。何となくうまくいっている状態はむしろ危険だ。才能がおありの方ほど技術的な因果関係(どこをどうしたらこう言う結果が得られる)をどこかで理解して頂く必要が出てくる。

芽生えた才能がうまく育って花開く事を願っています。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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