新しい車で路上教習を(実効性のある安全のため)

火曜・水曜は東京にてレッスン。4コマ+8コマと今週も大変多くの方にご利用&お越し頂き有難うございました。大変久しぶりにお越しの方もおられお元気なご様子に嬉しく思いました^^。

自動車の話題が続いて恐縮です。

今回は多く愛知に滞在し火曜に東京に戻ってきた。これまでの車の売却手続きや保険解約手続き、それから母を新しい車に慣れさせるために路上教習を。3日しか無いのでレッスンの空き時間も使い集中して多く運転してもらった。

運転に慣れた人でもレンタカーなど慣れない車に乗ると少なからずパニックに陥る。ちょっとしたスイッチの押さえ加減や位置の違いで混乱するもので混乱は重大事故に直結する。ヴァイオリンでも同じ事で普段の練習環境と違う環境ではパニックになるし、衣類が少し変わるだけで弾けなくなってしまうこともある。

案の定、割と運転の上手な母も新しい車では初心者・サンデードライバー運転になってしまった。普段のヴァイオリンのレッスンで、横から見ていてなかなか弾けない状況にイライラしても可能な限り余計な事を言わないよう我慢することは自分には日常だが、左折時の確認など人身事故につながりかねない状況については強く指摘した。

車に高齢者マークを付けても何の解決にもならない。高齢者は運転をするなと言うのは簡単だが、それなら同居して代わって運転しなければ義務は果たせない(自分の意思で実家を出たのだから)。「安全」のために外出を制限すれば母はボケてしまうだろう。それこそが悲しむべきことだ。

統計的にも高齢者だから危険という事では無い(統計的には高齢者よりも25歳以下の若年者が事故が多く危険だ)。子供としてできることは何か。自動ブレーキなど安全装置はお金で解決できる簡単なこと。思い通りに走らないトロい車は危険だからハイパフォーマンスの車にした(ナマクラな刃物の方が手を切るものだ。これまでのホンダフィットはトロい&左の見にくい車だった)。そして慣れさせるために多く運転させる機会を提供することが実効性のある安全対策と考えた。

日・月・火の3日間、横に乗って余計なことを言わないようにする事に疲れました・・・(ヴァイオリンのレッスンの疲れと同じだ)。早く新しい車に慣れて多く外出をしてもらえたらと願っている。それこそがトータルで見たときの安全なのだから。

実家のホンダフィット。左の見にくさのためか父か母が擦った様子がありました。
自分で運転しても感覚の掴みにくい車で、買い替えの理由のひとつでした。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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