證誠寺と千倉の海にお出かけ

18日は以前からの予定でレッスンのお休みを頂きました。ご不便・ご迷惑をおかけ致しましたがご容赦下さい。

このお休みでお出かけを。2日前に童謡の「証城寺の狸囃子」(♪しょ、しょ、しょうじょうじの唄です)のお寺が千葉県木更津に実在すると聞いて行ってみたくなった。また村上春樹のエッセイに千葉県千倉の話が出ていて一度行ってみたいと思いつつ、千倉はこれまで何度も検討してはなかなか行けず、を20年ほども繰り返していた。

そこでこの機会に出かける事にした^^。秋葉原から特急「さざなみ」にて1時間ほどで木更津へ。発車メロディも「証城寺の狸囃子」。

せっかくなので面白い車を思って安全装備満載+音声認識で操作のできる最新のベンツA180を木更津のニッポンレンタカーにて。この車の設定がまた難解で。取扱説明書は辞書のようだし。

「証城寺の狸囃子」の證誠寺。このお庭でタヌキさんがお腹を叩いて踊り、和尚さんは負けじと三味線で競演し、タヌキさんはお腹の皮が破れて死んでしまったのです(断言)。シュールというかファンキーというか。

ともあれ「証城寺の狸囃子」の碑。また狸塚も。供養としての狸まつりも17日に行われるはずだったのが、コロナで中止になったとのこと。

木更津から行きは高速道路で南房へ。半自動運転がとてもよくできていて、前方の車に追従してアクセル、ブレーキは当然に自動で、ハンドルも半分自動的に切ってくれる(一応手を添えている必要はあり)。未来の自動車です。ただ、「ハイ、メルセデス」で起動する音声認識は今ひとつで意思疎通に不自由が。

「これが千倉の海」と長年想像だけだった景色にやっと出会えた。この海が見たかった。サーフィンのメッカでサーフィンをする方も少なからず見かけた。年配の方も多く驚きました。

千倉の「浜の郷」にて郷土料理の「なめろう」と「さんが焼き」を。写真は「なめろう」でアジのタタキと味噌と薬味を混ぜたものだそうです。大変に美味。またお米や味噌汁も美味しかったです。

帰り道は一般道(127号線)で北上。狭いトンネルが多く気を遣う。車のナビも国産の方が気が利いていて、少々危険な場面も(こういうのは疲れる)。

富津岬より富士山。この日は雨の予報で期待していなかったが、うまい具合に晴れて美しい夕暮れを見ることができた。絵に描いたような風景。

この写真の後もう少し走り200キロほどのドライブだった。最新のベンツA180はナビなどはイマイチなものの車自体は隙が無くよく出来た車だったが面白い車ではなかったかな・・・。自分には車が笑っているようなイタリア車の方が合っているかな。ちょっと疲労が残りました。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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