ギターやCDや書籍を大処分

土曜・日曜は東京にてレッスン。急遽ご都合が悪くなった方もおられ6コマ+7コマと比較的余裕のある日程になりました。ご利用+お越し頂いた皆様有難うございました。次回9日10日の愛知レッスンですが、愛知県の大村知事の「移動自粛要請の検討」の結果次第で中止となる可能性があります。悪しからず、予めご容赦・ご了承頂ければと思います。中止の際には該当日程にご予約の方にメールでご連絡致します。

梅雨が明けたので年末のような大掃除中。月曜日は、アコースティックギター1本と多くの書籍・CDを引き取ってもらった(ギターは委託販売)。お金に困っているわけではない。むしろ大変多くの方にお越し頂き、嬉しい悲鳴の状態だ。

世の中は10年前と随分変わった。Kindle UnlimitedやApple Musicで多くの書籍や音源が聴けるし、モノとして手元に置く必然性は無くなった。誰かに差し上げるにも迷惑になるだけだろう。ステイホーム期間中から整理を進めていてダンボール6箱分ようやく引き取って頂いた。

ギターは馴染みのお茶の水のギター屋さんに先日寄ったら、店長さんから「手放せるギターありません?」と。コロナ禍でお金に困って手放す人が続出と思いきや、在宅時間が長くなり安価なギターは爆売れ、反面、輸入が滞り良い楽器の入荷が無いと。意外なコロナの影響だが確かに理にかなっている。

「それも機会だな」と思って国内製作家のD-45レプリカを1本持って行ったら「いい楽器ですねえ!」と結構喜んでもらえた。お店として良い楽器の入荷があるのは意欲につながるのだそう。それなら良かった。自分よりふさわしい方がお求めになることを願っている。

10年かけて手持ちのモノを6畳間に収まる程度にしたいと以前書いた。自分の意思、また自分の意思によらず進んでいる。決して寂しい話では無く、新しい時代に応じるためだ。コロナによって急進した新しい時代は思った以上にモノを持つ時代ではなさそうだ。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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