電子音でも心地よければそれで良い

水曜・木曜は東京にてレッスン。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。コロナの感染状況が深刻化する中、対面レッスンの開催についても慎重に検討しています。レッスンもお客様との契約であり、正当な理由なしに私側の都合で一方的にキャンセルをする事はできないものです。行政の要請・指示に従うルールにはしていますが、現在のところ「国と自治体の対応がチグハグかつ明確ではない状況で正当な理由とは言い難い」状況と考えています。ただ、不安がおありの方はお休みになったりオンラインに変更して頂いて全く構いません。

最新のオーディオインターフェースがうちに来たのでMacやiPadの音楽アプリをあれこれ試したり、録音してみたりしている(録音は飛行機があまり飛ばない今はチャンス。ただ、セミが鳴き始めたけれど・・・)。

音楽アプリの中でピアノのアプリに興味を持った。iPadアプリのKORG module proの別売の音源で1951年のスタインウェイの音をサンプリングしたものには目を瞠った。大抵の場合サンプリング音とすぐ分かるものだが、ピアノには詳しくない自分にはこの1951スタインウェイの音は本物と聴き間違えるかもしれないとも思わされた。もちろん中途半端なアップライトピアノよりはこちらの方がよいと感じる。

賛否両論あると思うが、私は電子音の方が心地よく感じるのならそれを採用する。ヴァイオリンも同じで、いつかストラディヴァリやグァルネリと同等かそれ以上心地よく感動できる音の音源が出た時にはアコースティックからの乗り換えるかもしれない。

iPad上でピアノの名品の音が出るのは不思議な感じです。
いつかストラディヴァリの音がiPad上で出せる日が来るのかもしれません。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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