ジメジメにはアナログな対処が最善に思える

予約システムを変更し90日先の日程で予約できるようになりましたので、いつもの月末のご案内は無くなりました。月初の深夜に起きて頂いてご予約頂かなくて良くなりました。長い間ご不便をおかけ致しました。

土曜は東京にて日曜は愛知にてレッスン。7コマ+8コマと大変多くの方にご利用&お越し頂きました。愛知レッスンで今回初めてオンラインレッスンを行いましたが、全く問題なくオンラインレッスンができました。オンラインレッスンには場所の制約はありませんので、愛知県や西日本エリアの方以外もよろしければどうぞご利用下さい。

自分が映り込んでいますが。愛知レッスンでのオンラインレッスン環境。
東京より頑丈な三脚に設置しています。

湿度でヴァイオリンの調子がよろしくない(ついでに私も2年前に殲滅させたピロリ菌の呪い?にて胃の調子がよろしくない。レッスンはいつも通りにできていた事を願っています)。お越しの方もペグが回りにくくなっていたり、例年に増して湿度の影響を受けているようにも思える。うちの楽器もネックが下がり気味になっている楽器や魂柱のテンションのバランスが合わなくなっている楽器もある。

エアコンを強めに効かせれば除湿はできるのだが、コロナが依然油断できない状況では頻繁な換気は欠かせない。当然、その都度湿度が入り込む。

弓の毛は正確な湿度計だ。ケースの中の弓の毛の張り具合・緩み具合で湿度を知ることができる。それを頼りに、あまりに高湿の時は翌日まで弦を少し緩める対処は行なっている。また湿度が下がった日には破損させない状況でケースの蓋を開けておく。アナログな経験則だが、どんな湿度対策グッズよりもそれが一番の対処になるように思える。

幸い、愛知レッスンの2日目は晴れて充分乾燥した空気になった。楽器も一息つくことができたかもしれない。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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