コロナ禍がもたらす他人への理解
土曜・日曜はオンラインレッスンを5コマ+4コマと2日間で9コマ!ご利用頂いた皆様有難うございました。少しずつご利用頂ける方が増えて嬉しく思います。
オンラインレッスンで2度目以上になると画像も音声も乱れが少なくなるように思える。Facetimeの仕様なのか分からないのだが、使うほどに画質音質が良くなるのなら(データをキャッシュに入れる事で技術的に不可能な事ではないと思う)とても興味深い事だ。
BBCの気象キャスターがドラムを叩く映像や、医療従事者への感謝と応援の演奏動画についてツイッターに書いた。スマートフォンを置いただけの動画(ポール・マッカートニーやスティービー・ワンダーなど)には好感を持てた一方、演奏者の周りを回る映像など「きちんとした」カメラワークの映像は撮影スタッフの存在を意味して、むしろ感染を広げるリスクになるのでは?と感じた。
医療従事者への最大の支援は感染者を増やさない事だ。印象的な映像を撮影するために多くのスタッフを働かせるのなら、それは本末転倒というものだろう。有名人や要人やその周りの人が必ずしも状況を理解出来たり、他人への配慮ができる人物では無い事がここでも露呈してしまった。
オンラインレッスンで、お子さんやペットの声などご自宅での暮しが様子が垣間見られる(私の側では気にしませんので、過度にお気になさらずなさって下さい)。これまで社会は表向きと内向きの顔を使い分けてきた。だが、これを機にそれぞれの日常の暮らしを社会が受け入れるのであれば、それは新しい時代を意味するし、きっと望ましい事だ。
従業員のお子さんの声がするところへパワハラはしにくいだろう。テレワーク中にネコがじゃれつく中にお客さんも無理な要求はしにくいだろう。商店街の豆腐屋さんで子供が店番をしたり電話に出たりするのと同じだ。暴力的な経済活動による富は無くなることが正しい社会だ。
今回のコロナ禍はまだまだ続く。ともすれば年単位で続くだろう。人同士が接しない事でむしろ他者を思いやれるほどの大人の社会に発展していくことを願いたい。
素晴らしい天気の日曜日。近所の平塚神社の杜も今日も美しい
密集・密接(密閉ではないが)で寝ているネコ。人間界は大騒動でもネコ的には今日も平和