今週末のレッスンのお休みについて&オンラインレッスン開始

今週末のレッスンのお休みについて

ご予約の皆様にメールをお送り致しましたし、各SNSにも書かせて頂いていますがが、こちらにもアナウンスさせて下さい。

今週末4日・5日のレッスンは中止と致します。

東京都より明確な外出自粛要請は出ていないものの、深刻な状況を鑑み、お越しの方への安全を確保するべきと考えたためです。残念ながら国家が守るのは社会システムであって、個人を守ってくれるわけではありません。またいつもながら行政機関の動きはとても緩慢です。

事業主の立場としてはお客様との契約の一方的な破棄にも当たりかねないのですが、今回の事態は行政機関の動きより先にお客様をお守りする必要があると感じました。

来週以降もご要望があればオンラインレッスンも使いながらできる限り平常通りにレッスンを行いたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

オンラインレッスン開始

1日は月初で6月分の予約開始日。新型コロナウィルスが猛威を振るっている中90コマ程と先月と同程度、通常よりやや少ない程度の多くのご予約を頂きました。大変な状況の時に本当に嬉しく思います。

また火曜~木曜は東京にてレッスン。新型コロナウィルスにより仕事が発生してお越しになれなくなってしまった方や移動に不安がおありの方などお休みの方もおられたものの、ご要望頂きオンラインレッスンと合わせて、3コマ+4コマ+4コマと少ないながらレッスンをさせて頂きました。お越し頂いた皆様、オンラインをご利用頂いた皆様有難うございました。

火曜と水曜に1コマずつオンラインにてレッスンを行った。やはり音質は不十分でうちで重視している音質については的確な指導は難しい。けれども一般的に世間のレッスンでやられているような練習曲などの課題をこなす事や、音程のチェックなどは問題なくできるし、ボウイングの動きも充分わかる。

録音機と同じで、貧弱な音を出せばより一層貧弱に、きちんと弾けばそれなりに聴こえるので差が明確だ。きちんと伝わる音を出す訓練には悪くないかもしれない。

オンラインレッスンには制約がある。だが、通信を介さないオフラインでのレッスンであっても、場所は大ホール、楽器はストラディヴァリとトルテでレッスンができた方が良い、といった理想がある中、現実的な制約の中で進めていくもの。

オンラインとオフラインは出来る事が違うと考えても良いのかもしれない。オンラインレッスンで何をやったら理想的な使い方になるのか、レッスン時間は的確か、端末の設定などで音質を向上できるのではないか、など多くを考える事になった。まとまったらどこかに書かせて頂きたい。

事業者としては「お客様のご注文」を勝手に反故にする事はできない。同じものがご提供できなくても、代わりの商品をご提供できるように準備はしておかないといけない。それが同等以上の品質であればなお良い。

今回の事態で抜本的に考え直さなければならない事が山積みになった。ひとつひとつ再検討をしていきたい。
私の知る限り最も大変な4月になっています。今月もどうぞよろしくお願い致します。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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