マイナスにするよりプラスに考えたい

マイナスにするよりプラスに考えたい

1日は月初で5月分の予約開始日。新型コロナウィルスの影響でどうなるだろうかと思っていましたが90コマ程と通常よりやや少ない程度と大変多くのご予約を頂きました。こんな時に本当に嬉しく思います&5月には収束している事を願うばかりです。また土曜・日曜は東京にてレッスン。5コマ+4コマと少なくなったのはやむを得ないと思います。むしろこんな中にお越しの方がいらっしゃった事に感謝です。レッスンにお越しの方にもおられますが医療関係者や学校の先生は本当に大変な状況と思います。くれぐれもご自身が倒れないようにご自愛下さい。

ウィルスよりも人の心こそが恐ろしい。今朝も通りがかった近所のドラッグストアで怒鳴り声がしていた(トイレットペーパーが原因の騒動だろうか…)。争いはウィルスではなく人の心によって起こることだ。

緊急事態宣言実施の法整備が進められている。北海道と似た形で実施されると私は予想している(発令されたらレッスンはお休みにします)。でも「外出を控えて」要請が出た北海道ではデパートも食品売り場は営業したし、スーパーも短縮営業ながら営業していたそうだ。食料の確保に慌てなくても良さそうだ。またデータに基づいた感染条件の情報も見えてきて、個人で可能な対処は概ね常識的な感染予防策で良さそうだ。

心配なのは人の心だ。日用品の買占めも生じているし、楽しい事をすれば感情的な批判が集まる。東日本大震災と同様に詐欺行為や犯罪行為も生じているだろう。そして急に慌てた態度をし始めた政府の姿には疑念を抱かざるを得ない。それも人の心の恐ろしさだ。

1918年のスペイン風邪も現在と対処は同じだったようだ。感染を避けられるよう常識的な配慮をして、それ以外は特別過ぎる事と思い過ぎず普段通りに行動をすれば良いと考えている。時間が空くかもしれないが、幸いヴァイオリン弾きは時間が空いたら空いたでいくらでもやる事はあるし、私にはやりたい事も数多くある。時間があればそれだけ学べる。

3月がどんな1ヶ月になるか分かりませんが、マイナスに考えても何にもならないので前向きに考えていきたいと思います。今月もどうぞよろしくお願い致します。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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