3月15日の美術館コンサートは予定通り開催します

3月15日の美術館コンサートは予定通り開催します

土曜日は東京にてレッスン。9コマの満員大御礼になりました^^。大変多くの方にお越し頂き有難うございました。

日曜日に愛知に向かう途中、名古屋駅構内は東京駅より人が多いくらいで驚きました。東京の人は敏感と言うか神経質と言うか…。住んでいても感じます。ネットのニュースで座席が扉付近より感染しにくいというような記事があったためか、金曜日の山手線は我先に座席に座ろうとする男性会社員が目立ったし(座席の方が隣の人との距離は近いと思うのだが…)。一方、名古屋鉄道は大変大らかでした。

今回も美しい富士山が撮れました。人の世に何が起ころうと同じ姿

金曜日は恵比寿のギターショップカリスさんへ3月15日の美術館コンサートに向けた合奏練習。一曲追加になったので慌てて練習しています^^;。

新型コロナウィルスの影響で様々なイベントは自粛ムードだが、この3月15日の美術館コンサートは予定通り開催すると運営側から連絡があったと聞いた。今後の新型コロナの動向も含め、どういう状況での演奏になるのか分からないし、お客様は少ないかもしれないが、開催なら当日まで頑張って練習して何が何でもいつも通りの演奏する。湾岸戦争中イスラエルでガスマスクを付けた聴衆を前に演奏したアイザック・スターンの光景が目に浮かぶ。演奏側としては音楽にはそれだけの力と意義があるものと信じたい。

Facebookにも書いたが、ギターとヴァイオリンの合奏はとてもデリケートで、普段なら馴染む音が今回噛み合わなくなってしまった。別のヴァイオリンに替えたら問題なくなったので自分の楽器のA線を替えたためと考えられる。弦の持つ倍音がギターの倍音とぶつかってしまうのだろう。ピアノや弦楽器同士の合奏では考えた事も無かった事で、ギターとヴァイオリンのアンサンブルは難しいものだなあ&だからギターとヴァイオリンのアンサンブル曲が少ないのだなあと。

合奏は歴史の中で無数の選択を経て巧みにできている事に驚かされる。その無数の選択こそが文化であるし、受け入れられてきたから伝わるのだ。ギターとヴァイオリンの合奏はこれまで選択されなかった事だからこそ、わたしにとって大きなチャレンジで、その都度、当たり前に思っていたことが覆され発見があって楽しいです。

なお弦は来週になったら(本番の2週間ほど前に交換することにしているため)ドミナントに戻して頑張って練習します^^。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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