新型肺炎よりも不当な差別をする心こそが恐ろしい

新型肺炎よりも不当な差別をする心こそが恐ろしい

1日は月初で4月分の予約開始日。4月はお休みを少し頂くためレッスン日数が少ないのですが、それにもかかわらず既に100コマ程と大変多くのご予約を頂きました。また土曜・日曜は東京にてレッスン。9コマ+8コマとなり大盛況プラス大御礼でした^^←わたしも頑張りました。お越し頂いた皆様有難うございました。

ツイッターにも少し書いたこと。新型肺炎についてもちろん楽観視できないが、中国の方だから、中国から戻ってきた方だからと不当な差別をする人の心こそが恐ろしい事と思っている。BBCのサイトではアウシュヴィッツ解放75年について数日前に大きく扱われたが、属性による差別はユダヤ人を不当に排除した心と同じだ。

ところで、先月もらい火で火災に遭った近所のインドカレー屋さんムガルカフェが営業再開していたと嫁さんに聞いた。土日限定で店頭販売の形だがとても嬉しい。わたしはレッスンで外に出られなかったが嫁さんが早速買ってきてくれた。大盛況の様子だったそうだ。よかった。

久しぶりのムガルカフェの味。とても美味しかった。
特別な支援より普通に購入することが支援になり得ると思う。

ここ駒込は外国の方も普通に溶け込んでいる成熟した町。新型肺炎の騒動の中でも中国の方のお店も普通にお客さんは来ているし、いつもと何も変わらない。近所の財務省の西ヶ原研修合同庁舎は武漢から帰国した方の滞在場所になっているが何の混乱も無い。それが健全と思うし成熟した人間関係と思う。

不当な差別の多いヴァイオリンの世界とも考え合わせて、そんなことを思っています。今月もどうぞよろしくお願い致します。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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