ヴァイオリン店の情報収集:買い換えのヒント2


情報収集にはインターネットを使うのが便利ではあります。サイトを持っていなくても良いものを扱っているお店もありますが、それは小売りを重視していない姿勢なので、通常はインターネットの利用が良いかと思います。

何も、サイトの写真を見て「きれいだね〜」と感心するのではなくて、サイトに出ている情報から、楽器店の考え方や知識を読み取ります。ビジネスサイトは企業にとって公開が好ましい情報のみが掲載されているものであり行間を読む必要があります。ですが、結局はお店の思考レベルとお客の思考レベルは近づくもので、考え方に共感できるのであればご自分にとって合った楽器店と言えます。

ネットに書いてあることや画面の雰囲気から店主の姿を垣間見ると、そのお店の「人格」が見えてくるのではないでしょうか?実際、多くの弦楽器専門店は大企業ではないこともあり、サイトの雰囲気は実店舗の雰囲気と案外似通ってきます。

ヴァイオリンは安いものではありませんので、お店の選択を誤ると本当に痛い思いをします。まずは充分共感できるお店をピックアップし、その上で出かけてみます。出かけると、よりお店の雰囲気がわかりますし、違和感を感じたらNGと思うべきでしょう。店員さんと会話をして違和感を感じる場合もご自分に向かないお店と言えると思います。

どうしても専門店は都市圏に集中しますが、購入の前に複数のお店に出向いて、「お店の空気」がご自分に合っているか確認してみて頂きたいと思います。


←Back Next→
ヴァイオリンを選ぶ
トップ

(C)Caprice