ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

ハイポジションでうまく弾くために

ハイポジション(ここでは7thポジション:1の指でオクターブ上、以上を指すことにします)でうまく弾けないケースが少なからずあります。

音程の問題以前に、そもそも音がまともに出ないケースがとても多いものです。音がまともに出ないので音程を確認しようとしてもチューニングメーターが反応してくれないケースも多いかと思います。

ハイポジションになるにつれて指の幅は狭くしていく必要があります。ギターやマンドリンのフレットのように駒に近づくほど狭くなっていきます。このことが音程に関する問題の中心になると言えるでしょう。


ヴァイオリンと同じ視点でマンドリンのフレットを見るとこんな感じになります。
この視点ではフレットの幅の変化は感じにくいものですが


高いポジションほど幅が狭くなる変化があります
ヴァイオリンの7thポジションではほぼ1/2の幅になります。

いずれもボウイング、フィンガリングの工夫で解決できます。

ハイポジションでうまく音が出ない場合は、
・駒の近くを弾く
・弓を寝かせるよりも立て気味に

耳元でのノイズは大きく感じるかとも思いますが、客観的にはきちんと音が出ます。チューニングメーターでも測定できるようになるはずです(音量が出て、相対的なノイズが少なくなるから測定できる)。またD線やA線のハイポジションで隣の弦を触ってしまう時も、駒寄りを弾くことで解決することは多々あります。

音程が合わない場合は、特に半音の幅が狭過ぎて押さえきれない場合が多いと思います。指の幅を狭くする工夫が解決につながります。
・指を立てて指先の細い箇所で押さえる
・強く押さえ過ぎない(指の肉が潰れる分だけ指の幅が広がる)
・指を重ねきれない場合は、他の指をよけたところに滑り込ませるように押さえる


ハイポジションで指を押さえている様子。それほど強くは押さえていません

ご参考にして頂ければ幸いです。



大人のためのヴァイオリン教室 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」
東京レッスンの予約 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」愛知レッスンの予約 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

「ヴァイオリンがわかる!」運営者の日記 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」 ツイッター  ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」 Facebook  ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」 インスタグラム