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16日は山手線の新駅追加に伴う工事のため山手線・京浜東北線などのダイヤが通常と異なり、一部区間で運休もあります。16日にレッスンにお越しの方は予め振替路線などをご確認の上、お越しください。
水曜・木曜は東京にてレッスン。今週は6コマ+5コマと比較的余裕のある日程となりました。お越し頂いた皆様有難うございました。
ヒマができると良からぬことを考える。シンクラヴィアを買った^^。
シンクラヴィアは1980年代に音楽シーンを大きく変えた革命的なシンセサイザー(というべきか、現在ではDigital Audio Workstation:DAWと呼ばれる音楽制作総合システムといったらよいだろうか)。マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダー、スティング、ハービー・ハンコック、日本では冨田勲、小室哲哉、向谷実など錚々たる面々が求め使用した。当時の価格は1億円とも言われる。
そのiOSアプリが今年になって出て迷っていたが一大決心して購入。その名も「Synclavier Go! 」←ポケモンGOを思わせる名前だが、当時シンクラヴィアを作っていた企業の方々による本物。お値段は3,680円←iOSのアプリにしては高額だが時の流れは残酷です。
もちろんまだまだ使いこなせていないが、ちょっと試してみただけでも、聴いたことのある「あの音」が出る。感動、感涙です^^。
Synclavier Go! を動かしているわたしのiPadです。
オモチャのようですが、現代ではiPadアプリを使ってライブも行われます。
ヴァイオリンにも無縁では無く、かつては全て人間が演奏していたのが、現在では巷に流れるストリングスの音の多くはシンセサイザーの音だ。人間が演奏する必然性が失われたのはこのシンクラヴィアが発端のひとつと言える。
自分の育った80年代〜90年はシンセサイザーが輝いていた時代で、わたしも名古屋のヤマハに出かけてはKORG M1やYAMAHA DX7、SY77など新時代の音に触れながら育った。「電子音を表情ある音楽にするには」という命題もシンセサイザーから多く学び、現在ヴァイオリンをどうやって歌わせるかという命題にも大いに役に立っている。ボウイングをする駒からの距離と音色の関係、音の立ち上がりから減衰までの変化と音楽的な表情との関係など。
自分のiPadには上記のKORG M1のアプリやYAMAHAのFM音源などシンセサイザーアプリが多く入っていてコレクションと化している。コレクションに手の届かない憧れだったシンクラヴィアが加わって結構嬉しい^^。
iOSシンセサイザーアプリのコレクションです